WSG

株式会社パウレック

第1章　1.5 造粒 流動層造粒

【概要と原理】

• ➀給気部、②メッシュ、③流動室、④排気部(フィルタ)より構成され、メッシュ上の粉粒体原料を①からの加熱空気によって流動させ、造粒・乾燥を行う装置。
• 造粒物はポーラスかつ均質な粒子径のものが得られ、水溶けの良い顆粒が製造できる。

【装置の特徴】

1. 造粒・乾燥・コーティングが行える汎用機で、コンパクトな設計。
2. 大きなフィルタ面積を備えており、余裕を持ちつつも高い風量で運転できる。そのため、プロセス中の粉体は常に一定した流動状態が保たれる。原料全体に渡って均質に流動化空気(熱風)が流れるため、ムラなく効率的な造粒と乾燥が可能。
3. フィルタは種々選択でき、フィルタの払落し方式は、シェーキング方式の場合、排気ダンパを閉じて一時的に流動を止めてから払落しを行うシングルシェーキングタイプと、流動を止めることなく連続的に流動運転が可能なツインシェーキングタイプから選択することが可能。また、逆洗エア方式のカートリッジタイプも選択可能。

【仕　様】