医薬生産用凍結乾燥機
日精株式会社
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第1章 1.15 凍結乾燥
直接加熱静止層
【概要と原理】
- 三重熱交トラップ方式により棚温度と同様にトラップ温度制御を可能にし、構造を簡素化し無菌度洗浄が飛躍的に向上した。
- 直膨冷却トラップと比べ、数倍の熱容量があり、耐停電低温保持能力も数倍備え、可変コンダクタンス制御と合わせ短時間停電時は、自動復帰回路により、連続運転を可能にした。
- トラップ温度制御により、極低温での過酷な運転がなくなり、冷凍機トラブルの少ない安定運転を可能にした。
- 棚温度制御、真空制御、トラップ温度制御の達成によりバッチむらのない同一環境での乾燥を可能にし、同一製品製造を可能にした。
- 「棚→トラップ」冷却切替がないため、トラップ冷却、初期排気時の品温度昇温による融解の危険をなくした。
【装置の特徴】
- 従来方式に比べ、冷凍システムの運転に無理がなく安定運転が行なえる。
- 棚温と共にコールドトラップ温度も滑らかに、正確に制御される。
- コールドトラップのクリーン度が飛躍的に向上し、洗浄バリデーションが容易。
- AGV、コンベアローディングによる、自動搬送システム対応。
- 乾燥庫、コールドトラップの洗浄確認を容易にした。
- 棚温制御に加え、可変コンダクタンス真空制御、コールドトラップ温度制御により真の意味で凍結乾燥条件の完全な制御を実現した。
- ハザード対応システム対応可能。
- TMbySR非接触品温測定システム対応可能(PAT)。
【仕 様】
日精株式会社
〒105-0003 東京都港区西新橋1-18-17 明産西新橋ビル
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FAX:03-3592-6431
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