第1章 1.20 集塵
コンテインメント
【概要と原理】
- 高活性物質を取り扱う際に、単位操作の作業者安全を目的とした封じ込め性能を達成するための陰圧制御のグローブボックス(アイソレータ)。
- CPT(封じ込め性能目標値):0.01~100μg/m3まで、さまざまなハザードレベルや区分けに合わせた設計・製作実績が多数。
【装置の特徴】
- 原薬から固形製剤まで製剤プロセス全体の封じ込め設備の提案、設計、製作が可能。
- 自社、他社問わず粉体・錠剤ハンドリング装置(計量小分け、分析、空気輸送、充填、貯槽、粉砕、混合、造粒、打錠、整粒、包装など)の封じ込め化に実績多数。
- 人間工学的に作業に配慮した楕円ポートの配置ノウハウとモックアップ検証技術。
- ガラスより丈夫で軽量な耐溶剤性樹脂ウィンドウを採用しており、開閉や、打撃によるウィンドウ破損による被害やけがのリスクを安価に低減。
- クォータースーツを採用することにより、ハーフスーツより手軽な運用を実現。
- CIP、紫外線殺菌、イオナイザーなどのオプションもあり。
【仕 様】
三極GMPの最新情報と豊富な納入実績を導入し自社製品を構築。設計・製作・アフターフォロー及び実装置の封じ込め性能検証による経験値がタイムリーに反映された装置。また、研究用、治験薬製造のみならず、原薬、固形製剤生産設備への対応実績も多数。