ジャイロシフター

株式会社徳寿工作所

第1章　1.2 分級 振動ふるい

【概要と原理】

• 水平旋回運動を行なう多段連続式の面内運動ふるい機．
• 偏心シャフトを使用し，網面全体に均一な旋回運動を発生させる．
• 大きな回転半径を採用し，網上材料の撹拌，分散，成層の条件が確実に整えられる．
• 網上，網下品の流し方向によって，2種分けから4種分けが可能．
• 同じ網目を積み重ねることができるため設置面積が小さく，また網面との接触時間が長いため，質の高いふるい分け効率が得られる．

【装置の特徴】

1. 網上粒子の転がり軌跡が大きく，材料の分散性に優れ，細粒のふるい分けに最適．
2. 矩形の網面を採用することにより，ふるい分け過程が規則的で長く，ふるい分け精度が良い．
3. 同じ網目での繰り返しふるいから多段分級まで，網目の組合せが自由（最大３段）
4. 投入，排出口のレイアウトも組合せ可能
5. 少量処理から大量処理，サニタリー仕様など，処理条件に対する適応性が大きい
6. 長時間連続運転など過酷な操業条件に耐える堅牢な構造で，しかも低騒音

【仕　様】