インライン式連続ナノ粒子測定装置 NanoFlowSizer

株式会社マツボー 西日本支社

第1章　1.17 検査 空間分解-動的光散乱法

【概要と原理】

• 製造：Inprocess Instruments B.V. / オランダ
• 世界初、インライン対応連続式ナノ粒子測定装置
• 動的光散乱法DLSを独自に発展させた新技術「空間分解動的光散乱法SR-DLS」（特許取得済）
• ナノ医薬品の連続生産において、粒径モニタリングのプロセス分析技術（PAT）ツールとして最適

【装置の特徴】

1. 従来のDLSで用いられるHe-Neレーザーとは異なる、近赤外且つ広波長域の光を測定に利用することで、これまで不可能だったインライン測定・高濁度懸濁液の粒径測定が可能に。
2. 測定所要時間は約10秒、ナノ粒子の粒径を素早く捉えリアルタイムでモニタリング。
3. 非接触・非侵襲式につき、コンタミ等のリスクがきわめて低い。
4. R&Dスケールから実生産スケールまで1台で対応。
5. インラインモード・オフラインモード切替え対応、用途に応じた柔軟な使い方が可能。
6. リポソーム製剤をはじめとするナノ医薬品分野において多くの納入実績あり。
7. [資料請求・お問合せ]　https://www.matsubo.co.jp/product/nanoflowsizer/

【仕　様】

測定可能粒度範囲：10~1000 nm
最大流速：5 L/min
※100 nmポリスチレン粒子懸濁液、2”フローセル使用時