錠剤インクジェット印刷装置 IMS—400i

クオリカプス株式会社

第1章　1.16 印刷 インクジェット印刷

【概要と原理】

• 最大40万錠の高速印刷、コンパクト、省エネを実現したインクジェット印刷装置。

【装置の特徴】

1. ドラム搬送により、1時間あたり40万錠（Φ7㎜）、異形錠でも最大35万錠の高処理能力を実現。
2. 実績のあるドラム搬送方式の採用により安定した錠剤搬送を実現。
3. 循環式インクジェットヘッドを採用し、速乾性、視認性の高いインクに対応。洗浄インターバルの長時間化を実現し、運用コストを大幅に削減。
4. ドラム上で飛び出した錠剤をセンサで検知し、印刷ユニットを一時的に自動退避。ヘッドを傷つけることなく連続運転を実現。
5. 搬送用ブロワは高効率ブロワを採用し省エネを実現、しかも装置に内蔵。
6. 工具レスで部品交換が可能、交換部品は重ねて収納が可能に（従来比50％削減）。
7. 死角のない全方位検査を搭載。

【仕　様】

適用錠剤：錠剤（素錠、フィルムコート錠、OD錠）
処理能力：
　錠剤幅（長径5.0～12.0㎜）最大40万錠
　錠剤幅（12.1㎜以上）　　 最大25万錠
　ヘッドクリーニング動作（2回／時）を含む
装置寸法：
　本体　幅1,456㎜×奥行1,648㎜×高さ2,300㎜（突起部除く）
　粉塵用集塵機(オプション)　幅520㎜×奥行650㎜×高さ1,492㎜
　（突起部除く）