デジタルカナリア
株式会社ユーロテクノ
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第1章 1.17 検査
封じ込め常時監視システム
【概要と原理】
- 高活性医薬品の製造のための封じ込め技術は、時としてパッキンの劣化や操作ミスで破られる場合がある。かつて鉱山ではガス漏れ事故の防止のため、カナリアを携行しガスの漏出を常時監視していた。GEAではこの考え方を取り入れ、常時監視システム「Buck®デジタルカナリア」を開発。(図1参照)
【装置の特徴】
- 高リスクの空気中のサンプルを採出し、エアロゾル分光法を用いたセンサーで飛散状態を測定。(図2参照)
- 使用されるエアロゾル分光法で粒子サイズを測定。
- その後レーザー回析で分布を測定し使用できるデータに変換。(図3参照)
- 必要なアクション(装置の停止、警報、インターロック)に繋げます。
【仕 様】
【取り付け方法】
1. 独立型:混合末の移送が行われるIBC容器のドッキング部等
2. 統合型:打錠機や連続生産システムの暴露リスクの高い場所にシステムに組み込む
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