錠剤外観検査機 VIM+T
クオリカプス株式会社
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第1章 1.17 検査
画像処理
【概要と原理】
- 錠剤の表裏面および側面を直接撮像にて外観検査を行ない、高精度に異物・汚れ・割れ・欠け・異品種などの不良を検知して1錠ずつ確実に系外へ排出する装置。
- 平ベルトに錠剤を整列搬送し、斜め4方向から表面/側面を撮像検査後、反転リターンさせ、同一カメラユニットで裏面/側面を撮像検査する最新方式である。
【装置の特徴】
- 斜め4方向から撮像する検査方式により、表面/側面を同時に撮像し全周を死角なく検査する。
- 表面/裏面を同じカメラユニットで検査することで、表面/裏面の検出精度のバラツキを最小限に抑えている。
- 錠剤に無理な圧力が加わらない搬送方式を採用しているので、錠剤へのダメージはなく、口腔内崩壊錠にも適している。
- 選別機構は、良品のみを1錠ずつ取り出すフェイルセーフ志向で、不良判定品や未検査品が良品ラインに混入しない。
- CE指令(機械指令、EMC指令、低電圧指令)で規定されている安全性などの要求事項に適合している。
【仕 様】
処理能力:最大 250,000 錠/時(φ7mm丸錠目安)※錠剤の種類や大きさ・形状により異なります
適応製剤:素錠、FC錠、糖衣錠、異形錠(対称形状)
クオリカプス株式会社
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