連続造粒システム 『DOME-EX SYSTEM』
株式会社ダルトン
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第1章 1.22 連続生産
湿式連続造粒
【概要と原理】
- 湿式造粒法による連続生産装置。
- 秤量→混合→練合→造粒→乾燥→滑沢剤混合の工程を連続化。
- PATツール、MSPCの組み込み等、装置制御に工程管理を盛り込み、高品位な品質を確立。
- 10kg/Hr未満の『SYSTEM10』型、25kg/Hrの『SYSTEM25』型をラインナップ。
【装置の特徴】
- 混合工程は『スパルタンミキサー』を採用。水平型高速撹拌式で、凝集性の高い粉体も均一に分散。混合度の監視はNIRを用いて実施する。
- 混練・造粒はセルフクリーニング式のエクストルーダー型で、パドル部の組み合わせにより混練度を調整する。混合工程における薬物含量均一性を維持し、高効率な生産を実現。
- 乾燥は連続気流乾燥方式を採用することにより、乾燥工程用にストックする必要がなく、品質エラー発生時のロスを最小化する。1次と2次の2段階乾燥構造で、連続方式の採用により乾燥後の整粒を不要とする。
- 工程管理については、多変量統計的プロセス管理(MSPC)に対応。各パラメータデータを多変量解析と統合監視ソフトを用いて監視することができる。また、NIR等が対応できない原料に対しても、例えば平均粒子径を表示するなど『ソフトセンサー』としても用いることができ、造粒中の状態表示なども実現できる。
【仕 様】
株式会社ダルトン
〒104-0045 東京都中央区築地5丁目6番10号
TEL:03-3549-6840
https://www.dalton.co.jp/