HQL型乾燥滅菌トンネル

シンテゴンテクノロジー株式会社

第1章　1.13 滅菌 連続式乾熱滅菌

【概要と原理】

• 搬送部、入口ラミナー部、滅菌ラミナー部、冷却ラミナー部で構成され、炉内を陽圧制御することで一定した陽圧を確保し、送風ファンでHEPAフィルタを経由したラミナーにより炉内をグレードＡに確保。また、滅菌での温度設定制御により脱パイロジェンを達成。
  対象容器サイズや処理能力をもとに、弊社独自の品温シミュレーションを行い最適な機種を選定可能。
• 冷却部の炉内滅菌工程として乾熱滅菌方式による滅菌が可能。
• 定期的な清掃作業として、容器搬送ネットコンベアの単独洗浄機能も装備。

【装置の特徴】

1. 容器への負荷を軽減した搬送方式。
2. 送風部HEPAフィルタ陰圧機構。
3. 炉内陽圧一定化のための差圧監視及び制御コントロール機能。
4. 滅菌部の温度設定及び制御機構。
5. 冷却部冷却水循環システムによる設置部屋空調負荷軽減機構。
6. 冷却部乾熱滅菌仕様（冷却部内滅菌条件：170度以上で2時間以上）。
7. 各炉体間の自動開閉シャッター機構。
8. 出口部自動完全密閉シャッター機構。
9. 炉内差圧、炉内温度、搬送コンベアスピード監視、記録機能。

【仕　様】