アペックスミルF&M

株式会社広島メタル＆マシナリー

第1章　1.1 粉砕 湿式媒体

【概要と原理】

• 従来技術による薬剤への金属元素混入比率を大幅に下回る低コンタミのナノ薬剤の研究結果を反映した新型ビーズミル。原薬のナノ粉砕で、短時間処理と低コンタミを両立。
• 小径ビーズが使用できる低コンタミ処理が必要な構造として、縦型ミル、高ビーズ分散型ローター、メカニカルシールレス構造、高機能ビーズ分離装置を採用。

【装置の特徴】

1. 縦型ミルにて高ビーズ分散型ローターで攪拌することで、低速攪拌と小径ビーズの組合せが可能となり、短時間でナノ粉砕ができ、また原薬あたりのコンタミを従来技術の1/30に低減
2. スリット幅可動式ビーズ分離装置を採用し、小径ビーズ使用でも、高濃度、高粘度スラリーの排出が可能となり、生産性向上などの効果あり
3. メカニカルシールを省略することで、メカニカルシール起因のコンタミが無くなり、かつ、容易に分解できるため洗浄性が改善
4. 付属機器を一体化したオールインワン構造を採用し、移動可能で設置が容易であり、モーターを回転軸に直結したダイレクト駆動方式でプーリーレスのため、ベルト粉の発生がない

【仕　様】