UVレーザマーキング装置 LIS-250D
クオリカプス株式会社
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第1章 1.16 印刷
レーザ印刷
【概要と原理】
- 印字検査機能を備えた、UVレーザによる錠剤(ハードカプセル・ソフトカプセル)の非接触型印刷機。
- UVレーザを照射することで、製品に含まれる酸化チタンが灰色に色調変化する(参考文献:清野学「酸化チタン-物性と応用技術」技報堂出版、1991)。
【装置の特徴】
- 印刷には、レーザを使用しているので、インク印刷での問題(印字カスレ、インク汚れ、文字切れなど)をすべて解消。インク管理が不要となり、大幅にランニングコストを削減。有機溶媒も不要。
- 波長355㎚の紫外線領域のUVレーザを使用し、その非熱的効果により、錠剤(ハードカプセル、ソフトカプセル)に熱変性を起こすことなく印刷が可能。
- 印刷デザインはCADシステムで簡単に変更可能。文字の大きさや向き、デザインの種類も自由。
- UVレーザにより錠剤(ハードカプセル、ソフトカプセル)に非接触で印刷するため、印刷時に割れ、傷などが発生しない。また製品の曲面に対しても印刷可能。
- 検査で不良判定された製品は1錠(球)単位で系外に排出され不良排出確認装置で保証される。
【仕 様】
処理能力:25万錠/時(8文字程度)(文字数により能力が変動)
適用製剤:錠剤・ハードカプセル・ソフトカプセル
クオリカプス株式会社
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