カプセルシール機

クオリカプス株式会社

第1章　1.10 カプセル充填 カプセル充填

【概要と原理】

• 充填されたハードカプセルのキャップとボディの嵌合部を高速で密封するバンドシール機。
• 超微量活性薬剤や脂溶性および難溶性薬剤を液状化薬物にしてハードカプセルへ充填し、シールすることによりバイオアベイラビリティの優れた製剤化が容易にできる。
• 物理安定性に優れた製剤化が可能。液充填カプセルの液漏れ防止以外に、シールすることにより、内容薬剤の酸化安定性や防臭効果およびカラーシールによる識別や開放防止効果が期待できる。

【装置の特徴】

1. 多列ロータリー方式の方向規正のため、カプセルに変形(漏出)するような圧力が加わらず方向規正ができる。
2. カプセルの結合長さにバラツキがあった場合でも、シール位置が一定になるようにカプセルの方向規正と共にキャップを基準とした位置制御機能を備えている。
3. 2段シールの採用により確実なシールが行える。
4. ルームエアーによる送風乾燥のため、カプセル水分は低下せずシール部分のみ乾燥できる。

【仕　様】