ファーマパクタ

ホソカワミクロン株式会社

第1章　1.5 造粒 乾式造粒

【概要と原理】

• 2つのロールは内回りに回転し、ロール間の圧縮力で粉体原料を成形する。
• 圧縮ロ－ルとベアリングはユニット化され、フレ－ムから取外すことができる。
• 縦スクリューにより粉体原料をロール間へ強制的に供給する。

【装置の特徴】

1. 油圧機構を使用しないクリ－ンでシンプルな構造である。
2. ロールと軸受がユニット化されているため、取外しが容易で清掃が簡単である。
3. フレ－ククラッシャとの組合せにより、歩留まりの高い造粒製品が得られる。
4. 供給部（ホッパ、縦スクリュー、駆動部）は、昇降装置で持ち上げ、水平に回転できるため清掃が容易である。
5. 成形物の硬さ調整は、フレ－ムに取付けたロ－ドセルの圧縮力を見て、ロ－ルと縦スクリューの回転速度で行う。
6. ロール形状は、スム－ズ形、波形、プロファイル形など、さまざまな要求に対応可能である。

【仕　様】