第1章 1.21 粒子設計
連続式薄膜旋回型高速撹拌
【概要と原理】
- 小型の容器と高速回転するホイールからなる連続式高速攪拌機。
- 従来の高速攪拌機と違い、ホイールの遠心力により壁面に沿って高速旋回する処理液が、静止している壁面とホイールとの間で強い剪断を受ける。
- 処理液全体に均一なエネルギーがかかるため、粒子径を揃えることが可能。
【装置の特徴】
- 周速と処理時間を変えることで、粒子径を制御することが可能。
- Max50m/s の周速で運転することにより、さらなる微粒化が可能。
- 分散安定性が向上し再凝集を抑制する。
- 粒子結晶を破砕することがなく、粒子表面構造にダメージを与えない。
- バッチ運転の条件をもとに、周速と滞留時間を合せる事で連続処理が可能
【仕 様】